パチンコ屋のトイレへの嫌がらせ・器物損壊行為は、まぎれもない犯罪であり、絶対許されるものではありません。 今後の対策や注意喚起として、過去に見かけた嫌がらせをまとめてみました。
レベル1
便器へのトイレットペーパー・異物投入
トイレットペーパーをロールごと入れるというシンプルな嫌がらせ。店の清掃担当者からすると精神的打撃は大きいものの、他の嫌がらせ類型と比べるとまだマシ。
とはいえ、清掃される方への打撃は大きいため、やめましょう。
異物流し
流れるくらいの異物(段ボールとか小物とか)を流してしまうというもの。
パッと見て分からないことから悪質ですが、本人の意図に反してノーダメージで終わることもしばしば。
最悪の場合、破損の可能性があり、大きな損害賠償請求を受ける可能性もあるため、絶対にやめましょう。
トイレットペーパー・芳香剤汚損
シンプルな器物損壊行為ですが、どちらも消耗品であり、金額換算した損害は少ない。店側からすると現状復元も容易。
とはいえ、不当に損害を生じさせている=犯罪なので、絶対にやってはいけないです。
レベル2
・壁に誹謗中傷
トイレの壁に「店長〇す」「クソ店」などの落書きをよく目にすることがあります。
回復困難なので悪質性は高いですが、店からするとトイレ機能に影響はなく、実害は少ないでしょう。
実際、何年もの間、同じ落書きが放置されている店も散見されます。
れっきとした業務妨害行為なので、絶対にやめましょう。
・便器損傷
便器の蓋が取れている・便座自体が傷つけられている、など。
直接便器の機能にかかわらない部分だと、お店も修理せずに放置のパターンがしばしば。
レバーや便座クリーナーが破壊される場合には、打撃大。
・タンク内に異物投下
トイレタンクが開閉できるタイプの場合、タンクにトイレットペーパー等の異物を入れる嫌がらせがあります。
下手するとタンク自体の修理が必要、また放置していると浸水被害を生じることもあるため、嫌がらせとしてのレベルは高め。
最近では、タンク自体に鍵がかかるようになっており、こういった嫌がらせは防止策が取られるようになっています。
開閉可能なお店は気を付けてください。
レベル3
・ウォシュレット破壊
文字通り、便器横のウォシュレットを破壊する行為。
嫌がらせを超えた明確な器物損壊。ウォシュレットは必ずしも必要な機能ではないですが、修理が必須となるため、店への経済的ダメージは深刻そのもの。
・ケーブル切断
ウォシュレットや便器回りのケーブルを切断する行為。
お店からすると、さすがに被害届の提出や警察への相談が現実的なラインになっていきます。
・壁に大小便
人間の尊厳を捨てた者にしかたどり着けない境地。悪意が過ぎる嫌がらせ。人間の尊厳を捨てていないと実行も難しい。
客にも店にもリスクが大きく、客自身が被害を受けるリスクも大。自爆テロともいえる所業。
また、認知症の客が悪意なくやってしまう場合もあるかもしれません。
【要注意】トイレ破壊は逮捕される可能性があります
トイレ破壊を計画してこのページをご覧になっている人はいないと思いますが、実際に、トイレ破壊で逮捕された事例もちらほら出てきました。
共用部の監視カメラは設置できるため、そこから特定することは可能です。
トイレは店のものだけでなく、利用全員のためのもの。
上記のような嫌がらせを見かけた際には、お店の方に速やかにご報告いただくことをお勧めします。