ゲームセンター、海外実戦、アプリなどで、4号機「アラジンA」を打つ方向けの解説まとめ記事です。
6号機・スマスロ世代の方にも分かりやすいようにまとめました。
アラジンAとは
2002年にサミーから発売された、4号機AT機時代の頂点に君臨する名機。
「サラリーマン金太郎」や「獣王」と並び、当時のパチスロ界に爆裂ブームを巻き起こした主役の一台です。
最大の特徴は、驚異的なスピードを誇るAT「アラジンチャンス(AC)」。 一度波に乗れば、わずか数時間で万枚を突破する破壊力を持っており、そのあまりの射幸性の高さから、後に検定取り消し処分を受けたという伝説を持っています。
演出面では、伝統の「ラクダ」や「魔法のランプ」に加え、「単チェリー(純ハズレ)」が全ての鍵を握るというシンプルながらも熱いゲーム性を実現。 ドット演出とリール制御が見事に融合しており、現代のスマスロにも通ずる「叩きどころ」が明確な一台です。
基本的な抽選の仕組み
2種類のボーナス「ビッグボーナス」「レギュラーボーナス」と、AT「アラジンチャンス」で出玉を増やしていく仕様です。
Aタイプの台同様、ビッグボーナス・レギュラーボーナスは独立に抽選されます。これはレバーオンごとに抽選されているもので、低確・高確の概念はありません。
これとまったくに、アラジンチャンスが抽選されています。
アラジンチャンスは直撃当選もありますが、メインルートは「アラジンチャンス高確率」状態に突入させること。高確率はループ性を持っているため、高確率にロング滞在させることでATを連チャンさせることができます。
この「アラジンチャンス高確率」の抽選契機となっているのが、「純ハズレ」であり、「単チェリー」の停止系を取ることが多いため、アラジン=チェリーというイメージが付いています。
ボーナス抽選
設定1から設定3までは共通、設定4から設定6は段階的に差がつけられています。
ボーナスは単独成立のみ・成立時即発動のため、レア役を介さずにいきなり揃えられる状態となります。
| ビッグボーナス | レギュラーボーナス | |
| 設定1 | 1/439 | 1/655 |
| 設定2 | 1/439 | 1/655 |
| 設定3 | 1/439 | 1/655 |
| 設定4 | 1/409 | 1/595 |
| 設定5 | 1/364 | 1/546 |
| 設定6 | 1/299 | 1/496 |
アラジンチャンス抽選
「純ハズレ」による抽選
純ハズレ(単チェリー)がチャンス役であり、これを引くと「アラジンチャンス」または「アラジンチャンス高確率」の抽選をします。
| 純ハズレ確率 | 高確ショート | 高確ロング | |
| 設定1 | 1/199 | 1/20 | 1/20 |
| 設定2 | 1/199 | 1/16 | 1/16 |
| 設定3 | 1/199 | 1/13 | 1/13 |
| 設定4 | 1/213 | 1/11 | 1/11 |
| 設定5 | 1/236 | 1/8 | 1/8 |
| 設定6 | 1/289 | 1/4 | 1/4 |
純ハズレのうち、75%が単チェリー(チェリーを狙っても一直線に揃わない)の停止形を取ります。
純ハズレからのAC当選にはかなり大きな設定差があります。設定1は10%〜設定6は50%と5倍近いため、数回純ハズレが引ければ判別も容易でしょう。
また、高設定ほど純ハズレが出現しにくいという逆仕様になっており、純ハズレが出にくいがしっかり刺さるという特有の挙動になります。
ショート・ロングの仕様は後述します。
ボーナス後の抽選
一方で、ビッグボーナスを引くことでも「アラジンチャンス高確率」の抽選はされており、この当選率は全設定共通です。
ビッグは多少現実的、レギュラーはほぼ不可能。
| AC高確ショート移行率 | AC高確ロング移行率 | |
| ビッグボーナス | 1/7.39 | 1/32 |
| レギュラーボーナス | なし | 1/199 |
天井での抽選
ビッグ・レギュラー間で1250ゲーム消化で天井到達。
チェリー・純ハズレを引いたタイミングで発動し、ACは基本的に単発ですが、下記の移行率で高確移行抽選が行われます。
あまり期待はできないため、天井恩恵はないに等しいでしょう。
| AC高確ショート移行率 | AC高確ロング移行率 | |
| 天井到達時 | 1/5.46 | 1/99.9 |
アラジンチャンス高確率中の抽選
高確率の仕様
「純ハズレ(単チェリー)」またはボーナスによって「アラジン高確率」に移行します。
「アラジンチャンス高確率」は本機における出玉の鍵です。
「アラジンチャンス高確率」中にはアラジンチャンス抽選と転落抽選が同時に行われており、転落しない限り、アラジンチャンスを引き続けることができます。いわゆる「転落タイプ」のパチンコと同じような抽選システムです。
「アラジンチャンス高確率」には「ショート」「ロング」の二種類があり、後述の転落率に差があるため、ロングの方が転落しにくい仕様=ACがたくさん取れる仕様になっています。
当選率・転落率
全設定共通・1/20でACを抽選します。
一方で、転落率には設定差があります。ショートは偶数設定の方が継続しやすく、ロングは奇数設定の方が継続しやすい仕様になっています。特に、ショート時の転落率は偶数・奇数の差が大きいため、「突入しても即落ち」が頻発する場合は奇数示唆となります。
ビッグボーナス後は大半がショート継続ですが、純ハズレ契機の場合にはショート・ロングは1:1で移行するため、ロング移行も珍しくありません。
| ショート→通常 | ロング→通常 | |
| 設定1 | 1/50 | 1/277 |
| 設定2 | 1/69 | 1/256 |
| 設定3 | 1/50 | 1/297 |
| 設定4 | 1/69 | 1/260 |
| 設定5 | 1/48 | 1/309 |
| 設定6 | 1/71 | 1/292 |
またこれに加えて、ショート滞在中に純ハズレを引いた場合には、25%でロングに昇格します。
ショート・ロングを外見で完全に判断することはできませんので、なかなか落ちなければロングかも?くらいの判別になるでしょう。
スーパーアラジンチャンス
「スーパーアラジンチャンス」も爆発契機となります。最近の台でいう「上乗せ特化ゾーン」のようなものです。
アラジンチャンス中に純ハズレを引くことで、アラジンチャンスのゲーム数が上乗せされます。ドッド演出のため派手な演出はありませんが、アラジンチャンスは基本が10ナビのため、これを超えて継続した場合にはスーパーアラジンチャンス確定です。
上乗せゲーム数の振り分けは下表。
| 0回 | 50% |
| 10回 | 33% |
| 30回 | 5% |
| 50回 | 5% |
| 100回 | 5% |
| 200回 | 0.25% |
| 300回 | 0.25% |
| 400回 | 0.25% |
| 500回 | 0.25% |
| 1000回 | 0.1% |
| 2000回 | 0.006% |
| 3000回 | 0.006% |
| 4000回 | 0.006% |
| 5000回 | 0.006% |
見ればわかるとおり、1/199〜1/289という重いフラグを引く必要がある反面、50%は上乗せなしと辛めの数値になっています。
ただ、大量上乗せした時の威力は凄まじく、ナビ1000回上乗せの場合にはそれだけで13000枚の威力になります。
最大の5000回であれば65000枚です。
天文学的数値ではあるものの、それだけ出るフラグが搭載されているというのは伝説的でしょう。
とはいえ、やはり出玉契機のメインはAC高確率のロング継続であり、SACはおまけに過ぎません。
設定判別ポイント
際立った設定差が、純ハズレ確率・純ハズレからのAC高確移行率です。
数回引いて無反応ということだと高設定の期待度は大きく下がります。ただ、設定6でも50%と偏りうる数値であることや、「アラジンチャンス高確率」に移行してもアラジンチャンスが獲得できないということもあるため、短時間でのブレには注意が必要です。
また、ビッグボーナスの差も大きいです。ビッグボーナス自体が400枚というまとまった出玉契機であり、アラジンチャンスに繋がることもあるため、ここの差が一日単位での出玉差に直結します。
まとめ
アラジンAは、一撃数万枚という爆裂の代名詞として語られますが、実際は他のAT機と比べてそこまで荒いわけではありません。
転落式という抽選システムゆえに、アラジンチャンスそれ自体が大量ストックされる事態は起こりません。
また、スーパーアラジンチャンスの移行率は低く、仮に移行しても大半が少ない上乗せで終わります。そのため、基本的には獲得100枚程度のアラジンチャンスを積み重ねることで出玉を増やしていくという地道な展開になリます。