4号機の復刻版として話題になった「吉宗」ですが、あまりのクソ台っぷりにホールでは閑古鳥。
スマスロを理解していなさそうな老人しか打っているのを目にしません。
なぜ大都技研はクソ台を出し続けるのか、考察してみます。
クソ台ポイント
天井以外希望なし
この台の初当たりは天国か天井でしかほぼ当たらず、たまにモードBの天井である400ゲーム前半での当選があるくらい。
高設定でこそ「純ハズレ」によるモード外の当選が設けられていますが、これもおまけ程度で、設定6で天井連発も当たり前。
天井ばかりのイメージが強すぎです。
4号機の吉宗は天井が深く設定されていましたが、その分、ゾーンでもそれなりの当たりがありました。
どちらがいいかは賛否分かれますが、天井まで無心で回すというのは批判されていた6号機のリゼロと変わらず、誰からも支持されていないでしょう。
単調すぎる出玉トリガー
この台での出玉の出し方は天国連と1ゲーム連のみ。
シンプルに振り切ってますが、それゆえにまともに抽選しているのか疑問しか湧きません。
有利切断間際の天国レギュラー、裏鷹狩りスルー後のレギュラーなど、出玉に蓋をするような挙動も露骨。
そもそも、公式には50%とされるBR比率は実態と乖離しており、1G連・鷹狩り込みの数値と推測されています。
とにかく「出さないモード」の時には天国連してもレギュラーしか引かない印象が強く、ヒキが弱く負けてしまったというよりも、「負けさせられている」感を強く感じてしまうようになりました。
悪いメリハリ前兆
初代吉宗のいいところは、シンプルゆえにどんな前兆でも当たるかもという希望がありました。
しかし今作では、前兆のメリハリが大きすぎるため、特定の強いパターンが来なければ期待できなくなってしまいました。「チビ姫」の登場はもちろんですが、高速忍者などの前兆示唆も役割がはっきりしてしまい、よく言えばガセが少ない、悪くいえばパターン化して諦めが早くなりました。
どちらがいいかは好みで分かれますが、昔の台ならではの「ケツ浮き当たり」のような面白さは無くなってしまった印象を受けます。
センスゼロの新曲
この台で有利区間切断に到達するとエンディングボーナスに突入しますが、このときに流れるマツケンサンバもどきの曲がセンスなさすぎです。
大都技研特有の滑ったセンス全開で、とても聴いていられるものではありません。
初代吉宗の曲が良すぎるだけに、なかった方がよっぽど良かったように思います。これまでも大都技研はシリーズを復活するたびに余計な要素を付け足して批判されてきましたが、本作のエンディングソングもその最たる例といえるでしょう。
まとめ
手抜き具合や中途半端なシステムからして、本命台ではなく、スマスロ北斗の後釜を狙ったクソ台というのは明白です。
逆にいえば、本命ではないダメ元の台の割には支持されているという見方もできますが、いまさら6号機リゼロのような出されたとしても、ユーザー視点では画期的な新台を発明できない言い訳にしか感じられません。
手の込んだクソ台と比べれば開発費用の節約という点でエコかもしれませんが、とはいえ、開発の節約が打ち手に還元されるわけでもありません。
初代吉宗・初代番長のフロンティア精神を思い出して、斬新で面白い台を開発してもらいたいものです。