「パチスロ 荒野のコトブキ飛行隊」は、発売後まもなく、特定の操作・裏ワザで出玉を獲得できる欠陥」が発覚し、自主回収に至りました。
裏ワザというのも逆押しをするだけという極めてお粗末なもの。
まともにスロットを打っている人であれば気が付かないはずがないです。
この時点できな臭いのですが、この事態に対し、メーカーであるスパイキーの対応は、あまりにも誠意に欠けてます。
粗末な補償
回収に際し、メーカーはホールに対して補償を行ったとされていますが、その内容は「機械代(台の購入費用)のみ」であったという話が主流です。
この台は欠陥品であり、メーカーの責任で稼働中止となりました。ホール側は、稼働するはずだった期間の「稼働補償(得られたはずの利益)」を行うべきでしょう。
さらに、ホールは導入にあたり、設置や宣伝のための広告宣伝費をかけています。
これらは長期稼働することを前提とした投資のようなものですから、欠陥品のために発生したこれらの費用も、当然ながらメーカーが補償すべきです。
欠陥品を稼働させていた期間の営業損害を一切考慮せず、機械代金だけを返すという対応は、取引先であるホールに対して極めて不誠実です。
関係者が出玉を抜いていた疑惑
この機種の欠陥は、特定の操作=逆押しするだけで出玉を不正に獲得できるというものでした。
欠陥の仕様上、メーカー関係者や情報を知る内部の人間が、その裏ワザを使ってホールから不正に出玉を抜いていた可能性が否定できません。
ゴトや体感機は異なり、「逆押しをする」という遊戯の範囲内の行為、いわば「技術介入」ですから、お店が排除することも困難でしょう。
大量導入されていない手抜き台という背景からしても、そもそも内部の人間が抜くために仕込んだという可能性はかなり高いのではないかと感じます。
ホールとユーザーを欺いて自社の社員を肥やしているとなれば、もはや反⚪︎と変わりません。
このような疑いを向けられてもなお釈明なし、というのは、より疑念が強まってしまいます。
ユーザーにも誠意がない対応
ホールの損害が注目されがちですが、最終的にこの不祥事の負担を負うのはユーザーです。
であれば、ユーザーに対しても誠実な説明を尽くすべきですが、スパイキーからは未だに何も説明はありません。
ホールにお金を使っているユーザーからお金をむしり取ってスロット台を開発しているメーカーとして何も責任を感じていないということでしょう。
それに加えて、わずかながら、この版権が本当に好きで楽しみにしていたスロッターもいるとは思いますが、そういったユーザーへの配慮も感じられません。
企業としてエンドユーザーをないがしろにする姿勢が露骨になりました。
まとめ
依然として、スパイキーからは、この問題に対する真摯な謝罪や誠意ある対応が、あまりにも見えてきません。
スパイキー社の機種としては、その後に出た「ダーリン・イン・ザ・フランキス」も酷い出来でした。
東京喰種がまぐれヒットしたものの、それ以外の台はおよそ産業廃棄物としかいえない仕様であり、社会にとっては害悪でしかありません。
東京喰種も、スペックは悪質な仕様であり、「コトブキ飛行隊」の件を踏まえれば、隠れた仕様で社員が出玉を抜いている可能性が否定できないでしょう。
潰れろ、ス⚪︎イキー