機種解説

4号機 初代「北斗の拳」 解析・演出・攻略まとめ

ゲームセンター・海外実戦・アプリなどで、4号機初代「北斗の拳」を打つ方向けの、解説まとめ記事です。

 

 

機種概要

世界で一番売れたとしてギネスに登録されているスロット。

なんといってもバトルに負けない限り継続する「バトルボーナス」が特徴。

1セットの枚数を130枚ほどに抑え、最低継続66%という高継続ループを体感できるようになっており、これが当時は唯一無二のゲーム性だった。

味方が攻撃したら継続、敵が攻撃しても避ける・耐えるで継続、負けても復活チャンスありという、王道のバトル演出パターンを確立した功績は大きい。

あらゆるバトル演出の基礎を作った台であり、北斗の演出仕様はバトルタイプのパチンコにも継承された。大中小の3段階の攻撃、回避か復活かの期待感、味方攻撃の安心感など、期待と興奮を途切れさせずにプレイできる。

バトルボーナスが注目されがちな台だが、当時のスロットの中では通常時のゲーム性も頭ひとつ抜けていた。

ゲーム数管理の台と完全確率抽選の台が主流の中で、スイカ・チェリー・チャンス目を軸に抽選を行う仕組みは非常に斬新。今でこそ、「高確のレア役で刺す」というのは定番のゲーム性だが、当時ここまで作り込んだのは北斗だけだった。

売れるべくして売れた革命的な台だといえる。

 

スペック・機械割・天井

スペックは下記の通り。

  BB確率 機械割
設定1 1/389.1 96.5%
設定2 1/365.3 99.4%
設定3 1/343.5 102.3%
設定4 1/320.8 105.9%
設定5 1/291.7 111.0%
設定6 1/251.7 119.7%

天井:1999ゲーム(即当選50%・前兆経由当選50%)

高設定域はスマスロ北斗の拳より初当たり確率が重いが、機械割は高くなっている。

スマスロ北斗と比べると、無想転生は非搭載だが、安定して伸ばせる仕様。特に設定6の機械割は119%と、終日の実践で平均5000枚近くを獲得できるようになっている。

 

演出

通常時

通常時はレア役に応じてモード移行抽選を行い、「低確(地獄)」「通常」「天国」「前兆」の4種類のモードを遷移する。

「前兆」に移行すれば、前兆ゲーム数消化後にバトルボーナスに当選する。

頻繁に発生するアクション演出、ステージ移行で滞在モードを示唆しており、演出法則を覚えることで状態推測が可能となる。「高確」での中段チェリーはBB確定となるため、このような状態推測と小役の組み合わせで当否を推測するのが醍醐味。

複雑そうではあるが、基本的に「各演出発生のタイミングが遅い(第三停止に近い)ほどチャンス」「オーラは大きいほどチャンス」「ジャギステージ移行がチャンス」あたりを抑えておけば、大きく読み違えることはない。

 

BATTLE BONUS

1セット平均140枚ほど、当選時に決められた継続率でループするボーナス。

継続率は「66%」「79%」「84%」「89%」の4種類で、北斗揃いが成立した場合には「84%」「89%」がほぼ確定する(ごく稀に79%以下の振り分けあり)。

バトルボーナスは、「10ゲーム+αの小役ゲーム」「8ゲームのJACゲーム」から構成されており、出玉増加のメインとなるのは純増14枚のJACゲーム。

JACゲーム中にはラオウ・ケンシロウのバトルが繰り広げられ、ケンシロウが負けなければバトル継続となる。継続パターンとしては、ケンシロウが先制する・ラオウの攻撃を回避する・耐えるなど、複数の演出パターンが準備されている。

継続当落告知はボーナス中に完結しており、通常時に転落した時点でボーナス終了。

 

内部システム

通常時の仕組み

「スマスロ北斗の拳」で完全に再現されているため、そちらを打った経験がある人には、特筆すべき点はない。

通常時は全役でモードアップ抽選・バトルボーナス抽選を行っている。

主にスイカはモードアップ契機、中段チェリーは直撃当選契機となる。中段チェリーは、通常以下で25%、高確で100%というお馴染みの当選率。

高設定ほど、通常以下のモードからのチャンス目・スイカでの直撃当選率が高くなっている。

また、バトルボーナス終了後の天国移行率には大きな差がつけられており、高設定ほどすぐの引き戻しを体感しやすい。

4号機 初代「北斗の拳」モード移行率・BB当選率

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バトルボーナスの仕組み

1 10ゲームの小役ゲーム

通常時と同様の小役確率。ベルが全ナビされるため、純増3枚弱で出玉を増加させることができる。

2 JAC揃い

1を消化するとJACナビが出現し、JAC図柄が揃うことでJACゲームに移行する。

3 8ゲームのJACゲーム

押し順ナビに従うことで毎ゲーム1枚掛けで15枚役が揃う。固定で112枚獲得。

JACゲーム中にはラオウとケンシロウの攻防が演出され、ケンシロウが負けなければ(継続抽選に漏れなければ)1に戻ってループ、負ければ通常時に転落する。

上記をループすることで出玉が増加する。

 

スマスロとの違い

・無想転生状態が存在しないため、最高継続率は89%

・宿命バトル・Vストックが存在しないため、小役ゲーム中のレア役は無駄引き

・1セットで取れる平均枚数が多めで純増も速い

 

楽しみ方

初代北斗を踏襲しつつ「無想転生」という高性能ATをスマスロ北斗が登場してしまったので、純粋な娯楽目的では、あえて初代北斗を打つ魅力が少ない。

差枚による制御を受けず、冷遇抽選がないのは魅力的。最高設定の機械割も抜群に高いため、無想転生抜きの純粋な継続率勝負を楽しめるのが魅力。

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