機種解説

4号機 「吉宗」 解析・演出・解説まとめ

ゲームセンター、海外実戦、アプリなどで、4号機「吉宗」を打つ方向けの解説まとめ記事です。

 

機種概要

ボーナスのみで出玉を増やす4号機。BIGで711枚、REGで112枚の払い出しとなっており、BIG中の1G連抽選や天国モードでの早い連チャンを重ねて出玉の波を獲得していく。

通常時はレア役による自力解除確率は低く、基本はあらかじめ決まったゾーンまで回すことでボーナス獲得を目指していくため、天井付近に規定ゲームがセットされてしまうと、1921ゲームという深い天井に連れて行かれ、かつレギュラーボーナスのみで大金を失う展開もある。

レギュラーボーナスは1ゲーム連抽選もほとんど行われないため極悪そのもの。

他方、ビッグボーナスは711枚獲得に加えて1G連抽選も受けられる強力な性能で、かつ演出も斬新で面白い。「チャンス告知」「完全告知」「後告知」という3種類の告知をスロットに定着させた台であり、爺ビッグ中のレバオンでの告知「キーン」は当時多くの人を虜にした。

また、「後告知」の姫ビッグ中に流れる「そこにあるかもしれない」は、スロットを打たない人でも知っているような名曲。以降大都技研が演出のみならず曲を個性として売り込んでいく大きな契機となった。

時代背景としては、サラリーマン金太郎・ミリオンゴッド・獣王・コンチ4Xといった、2万枚以上を現実的に吐き出してしまうような規格外の爆裂機の時代からは間をおいて出た台であり、一撃での大量獲得は稀。

711枚の1ゲーム連が連なったときの瞬発力はピカイチだが、基本的にはそこまで荒い台でないことは覚えておきたい。

とはいえ、天国と1G連が重なってさらっと5000枚ほど噴き出てしまうこともあるのはやはり4号機。

 

スペック

BIG REG 機械割
設定1 1/526.95 1/876.51 94.40%
設定2 1/491.82 1/777.50 97.76%
設定3 1/458.26 1/883.58 100.68%
設定4 1/426.78 1/632.31 106.46%
設定5 1/392.74 1/768.88 110.17%
設定6 1/367.28 1/551.88 119.99%

4号機ということで設定1の割は凶悪。

設定6はハイスペックだが、ビッグをどれだけ引けるか、浅い規定ゲームを引けるかはヒキ次第で、安定感はない。

 

演出

ステージ移行はなく、基本的に同じステージに滞在する。

高確率

いわゆる「前兆ステージ」に対応する演出。シャッターが閉まることで移行する。

連続演出に発展して当落を告知するが、発展せずにそのまま終了することもよくある。

発展せずに高確率中にそのまま当選することも多い。

 

連続演出

「流鏑馬」「飲み比べ」「追っかけ(越後屋)」「剣豪」の4種類。

剣豪演出以外は、さほど期待度に差はない。

 

鷹狩り

プレミア演出。ボーナス当選のハイチャンスで、当選で次回天国までもが確定する。当たらずにスルーしてしまうと何も恩恵はない。

連続演出への発展はなく、鷹狩り中に当落告知される。

超レア演出。それだけに、外れた時の喪失感は凄まじい。

 

内部システム・解析

通常時の仕組み

この機種にはモードが3種類あり、ボーナスを引くごとに、滞在中のモードを参照してモードが移行する。

モードごとに、ボーナスの当選ゲーム数の振り分け、BIGとREGの比率が決まっており、低いモードではハマりやすく、天国モードでは192ゲーム以内の当選が約束される。

基本的には規定ゲームを回さないとボーナスに当選しないが、純ハズレ・レア役での解除抽選も行っており、当選すればボーナスが直撃する。純ハズレは出目では判断できず、その他契機の直撃はかなり低確率なので、忘れた頃にたまに当たるような感覚で、期待は薄い。

 

1G連の仕組み

ビッグ中に下記の4つのいずれかの条件を満たすことで、ビッグ終了後にすぐにビッグが放出される(1G連)。

7揃い(シングル・ダブル)

純ハズレ

JACゲーム2回以下で終了

JACゲーム中に俵8連続

JACゲーム中のハズレ

ビッグ中の成立フラグは上記を除けば、見かけ上は15枚役(俵揃い)のみであるため、小役による抽選は行われていない。

JAC INタイミングで7揃いフラグを引いてしまうと、吉宗・爺ビッグでも告知なく1ゲーム連が確定していることがある(八代将軍ランプ点灯)。

7揃いの目押しを間違えると、見かけ上は俵が揃うが、内部的にストックする。

演出上ボーナス中に告知できなかった場合には、通常時に戻り1ゲームで告知される。

抽選確率は常に一定で、滞在モードや七揃いライン(シングルかダブルか)の影響はない。

 

楽しみ方

1ゲーム連が注目されるこの台だが、それだけで出玉を増やすのは厳しいシステムであり、早いゲーム数の解除を重ねて数珠連させて増やしていくことも必要。

どちらかというと、天国や早いゲーム数での引き戻しでビッグに偏らせて右肩上がりに出玉を伸ばしていくことを目指す台。

昔の台ではあるが、演出バランスがシンプルかつ良いバランスなので、最後まで当落をドキドキ楽しめる。

煽っているんじゃないかというようなレギュラーボーナスの入賞ジングルや、演出発展なく「ん?」で終了する高確率はご愛嬌。

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