ついに導入されたスマスロ版のカバネリですが、期待していたファンを絶望させるに十分なクソ台っぷりを披露しています。
初代が神格化されすぎた反動もありますが、冷静に分析すればするほど、今作が「時代遅れのリメイク」であることが浮き彫りになります。
この記事では、「スマスロ・甲鉄城のカバネリ 海門決戦」のクソ台ポイント・コケる理由と、サミーの限界について考察してみました。
カバネリ海門決戦がコケる理由
初代は時代が良かっただけの「運ゲー」
初代カバネリがヒットしたのは、ひとえに導入された「時代」が良かっただけです。
「デキレ」と言われる不自然な挙動の台ばかりだった6号機初期において、自力感のある出玉バランスがたまたま打ち手に刺さったに過ぎません。
しかし、現在はカバネリのシステムを模倣した台が溢れかえり、完全に陳腐化しています。 もし当時、今のスマスロモンキーターンVが存在していたら、カバネリは間違いなく負けていたでしょう。
今さら目新しさもないシステムを引っ提げて「初代継承」と言われても、打ち手からすればマンネリ感しかありません。
悪名高い「冷遇」の元祖
サミーのスマスロを語る上で欠かせないのが、あまりにも有名な機能
「冷遇」
です。
初代カバネリは「美馬ST」という上位区間を抜けた後は、必ずと言っていいほど冷遇状態に移行する仕様でした。 今作のスマスロ版に、この悪しき伝統が搭載されていないはずがありません。
せっかく出した後に、深いハマりや初当たりの質の低下を強いられる。 こんな打ち手を馬鹿にした仕様を平気で載せてくるあたり、サミーというメーカーの姿勢が透けて見えます。
設定ありきの死にゲー
初代の稼働を支えていたのは、ホール側に「入れる台がない」という消去法的な理由で、高設定が大量投入されていたからです。
しかし今は状況が違います。 スマスロ北斗の拳やモンキーターンVなど、設定をアピールできる魅力的なマイルド台の選択肢が大幅に増えました。
もはや、ホールがカバネリに依存する必要がない時代なのです。 設定が入らないカバネリは、ただただ吸い込み続けるだけのマシーンであり、リメイクという陳腐なゲーム性で客を呼び戻せると考えているなら、あまりにも浅はかです。
デザイン・リールの致命的な改悪
今作、最もガッカリしたのがリールデザインの変更です。
ブランク図柄や各チャンス目のデザインが、中途半端に大きくなり、初代の持っていたスタイリッシュさが完全に消失しました。
初代カバネリの「おしゃれさ」は稼働を支えた隠れた一因でもありましたが、今作はギラギラ・コッテリした下品なデザインになっています。
液晶演出ばかりを派手にして、スロットの顔であるリールを疎かにする。 開発者のセンスを疑わざるを得ません。
一撃極振りの劣化スマスロ
カバネリ本来の良さは、コツコツと当てるマイルドな出玉感にありました。
ところが今作は、有利区間切断後の出玉性能を強化したことで、スペックが「一撃待ち」に極振りされています。 その結果、有利切断まで持っていかなければ、ひたすら右肩下がりのグラフを描き続ける地獄のような仕様になりました。
どこにでもある「ありきたりなスマスロ」に成り下がったカバネリに、何の価値があるのでしょうか。
サミーの開発力は限界か
リメイクしか作れないオワコンメーカー
サミーの近況を見ていると、もはや新しいゲーム性を生み出す力が残っていないことが分かります。
北斗の拳の成功体験に味を占め、吉宗、化物語、そして今回のカバネリと、過去の遺産を食いつぶすリメイク商法ばかり。 しかも、期待されていた「北斗転生」では、あまりにもお粗末なガセ前兆の仕様が判明して炎上しています。
法的な措置をチラつかせて批判を封じ込めようとする姿勢も、企業としての余裕のなさを感じさせます。
作り込みの粗さが露呈
最新のサミー機種を打っていると、前兆の煽り方や演出バランスの悪さに辟易とします。 とりあえず派手な音と光を出しておけばいい、という手抜き感が伝わってくるのです。
昔のサミーは出目やシンプルな前兆法則で「魅せていた」台が多く、その名残はスマスロ北斗の拳にも感じられます。
しかし、最近は派手な逆回転、フリーズ、一発告知音など、パチンコっぽい演出に依存した手抜き仕様となっており、サミー独自の良さは完全に消えて無くなりました。
カバネリもその被害者であり、もはや名機の面影はありません。
まとめ
結局、スマスロ・カバネリは初代の幻影を追いかけただけの、中身がスカスカなクソ台です。
マイルドな台を打ちたいなら北斗かモンキーを、爆発力を求めるならサンキョーの台を打つのが正解。 あえてこの劣化リメイク台に諭吉を突っ込む理由は、どこにもありません。
サミーには、リメイクの焼き直しではなく、かつてのような独創的な新台を開発してもらいたいものです。
カバネリ復活の日は、二度と来ないでしょう。