平和が力を入れている版権「ルパン」シリーズ。その中でも「銭形」シリーズは、初代の「主役は銭形」がヒットして以降、定期的にリリースされる定番機種となりました。
しかし、最新作の「銭形5」に関しては、あまりにも出来が酷い、手抜きではないかと話題になっています。
なぜ平和はシリーズを重ねるごとにクソ台を作ってしまうのか、平和の闇を考察します。
クソ台ポイント
地獄の規定ゲーム数
銭形4は比較的評価されており、自力感のある上乗せや大量乗せ後のイケイケ感が評価されていたと記憶しています。
一方で、ゾーンでしか当たらない、それも高頻度で深いゲーム数が選択される仕様は批判の声も多かったです。
銭形5は、評価されていた上乗せ演出はすべて無くなり、その代わりにシビアなゾーン抽選だけが残されました。
ポイントによる短縮もなく、近年稀に見る天井の深さという、それだけで吐き気がするような仕様です。
不評な部分だけ継承している台は誰も魅力に思わないでしょう。
単調なAT
AT中の抽選仕様があまりに単調になり、魅力的だった上乗せ演出がなくなりました。
その代わりに、ヒットした「ToLOVEる」のゲーム性がそのまま流用されています。確かに「ToLOVEる」は平和の割には支持を集めていた台でしたが、たまたま斬新たったからウケたのであり、何でもかんでも同じシステムでは打ち手は辟易とします。
どちらかというと、銭形には王道の上乗せを期待した人が多かったのではないでしょうか。
また、「ToLOVEる」をパクるにしても、「ToLOVEる」よりもさらに劣化してしまっているのが残念ポイントです。
ToLOVEるで個性的だったのが枚数上乗せ演出であり、派手な演出と、どれくらい乗るのか分からない躍動感がありました。
一方の銭形5は枚数表示もワンパターンで、むしろToLOVEるから劣化している有様。
同じシステムでありながら演出が劣化しているというのは前代未聞で、打ち手を大きく失望させました。
初代へのリスペクトなし
元々「主役は銭形」は初代の711枚・3G連がヒットした台でした。今の時代、ビッグ＝大量獲得という仕様は時代遅れという側面はありますが、これまでの銭形シリーズはどこか初代へのリスペクトを感じる仕様がありました。
前作の銭形も、赤７揃い＝ビッグゲーム＝大量獲得契機ということで、ビッグボーナスの嬉しさがよく再現されていました。
しかし今作は、毎回STという単調仕様のため、上位に入っても１回の当たりで駆け抜けの可能性もあり。常に緊張感を強いられ、喜べる瞬間が限られています。
また、上位ジャッジもからくりサーカスを模倣したような演出で、銭形の個性はどこへ・・・とファンがっかりの仕様です。
オワコンメーカー平和
平和の開発力は、正直なところ絶望的な状況ではないでしょうか。
ヒットしたToLOVEるでさえ、基本的な流れはカバネリの丸パクリで、演出の斬新さがヒットしたに過ぎません。
「戦国乙女」も、これまでのシリーズのどれもが、他社のシステムのパクリ要素が強いのが事実。
唯一、黄門ちゃまシリーズではチャレンジする姿勢がありましたが、最新作は番長ZEROを模倣したATで撃沈しました。
平和は安直なパクリ・使い回し体質改めない限り、モンキーターンや北斗の拳、東京喰種のようなホールを席巻する台は生み出せないでしょう。