スマスロ化物語が発売となりますが、
100%クソ台確定・100%短期間撤去確定
です。
その理由を考察していきたいと思います。
スマスロ化物語がヒットしない
そもそも5号機で流行っていない
5号機の「化物語」は多少の流行こそしたものの、大ヒット機種ではありませんでした。
当時のホールのメインはバジリスク・ゴッド・まどマギなどのユニバ機種、これに月下雷鳴やサラ番が加わっている感じで、サミー機種はメインを張れませんでした。
化物語に関しても、一定のコアなファンこそいたものの、メイン機種を張れるほどの影響力はありませんでした。
秋葉原など特定地域を除けばせいぜい4〜6台くらいで、今のスマスロでいえば、SBJや吉宗くらいの立ち位置です。
その証拠に、後継作である偽物語やセカンドシーズンはそもそも期待すらされておらず、ことごとく失敗しています。
バジリスクや番長シリーズがなんだかんだでコンスタントにヒット作を出しているのとは対照的です。
倍々チャンスと有利区間の相性❌
そんな「化物語」のコアなファンの一定割合を占めていたのが、「倍々チャンス」による上限のない上乗せシステムであり、名前の通り、乗せれば乗せるほど、相乗的に上乗せが増えていくという破壊力ある特化ゾーンでした。
そもそもマイルドな台なので大量上乗せは滅多になく、大半が50〜100枚レベルの上乗せだったわけですが、3000枚〜5000枚上乗せといったインパクトある上乗せ画面は、ネットで話題を呼びました。
しかし今は有利区間のあるスマスロ時代。
いくら上乗せしても差枚で強制終了のため、倍々に増えていく特化ゾーンの魅力はありません。
むしろ、東京喰種のように、リミットがあった方が無駄引き感がなく消化できる安心感があります。
不評だった前兆システム
「化物語」は初代から、前兆の起点と終点がわかりにくすぎるという批判がありました。
多少でも改善されていればいいですが、そもそもどこに熱くなればいいのか分からない、演出バランスとしては微妙な台だっただけに、リメイクされても惹きつけられるものはないような気がします。
ノリが寒すぎ
かなり人を選ぶ版権です。
正直、主人公やヒロインの会話が痛すぎて聴いていられない、という人も多いと思います。
初代当時と比べると、流行りのアニメの傾向もかなり変わりましたから、演出やセリフのテイストが時代遅れ感が否めません。
「君の知らない物語」が聞けない
炎炎ノ消防隊にインフェルノが入っていないようなものです。
流行るわけがないです。
当たり前に「冷遇」
サミーのスマスロなので、「冷遇」確定です。
上乗せ特化ゾーンに面白さが詰まっている台ですから、差枚プラスから特化ゾーンに入りにくいとかがあれば、全く楽しめなくなるでしょう。
マイルド台という枠なら北斗の拳の方がよっぽどさっぱりと遊べるわけですから、あえて前兆が鬱陶しいこの台を打つメリットはありません。
なぜサミーはリメイクばかり作るのか
北斗に味を占めたサミーの末路
サミーがリメイク台ばかり作るようになった理由は明白で、「スマスロ北斗の拳」がヒットした、メダル機エウレカがちょいヒットだった一方で、オリジナルで作った版権がことごとく失敗を重ねたからだと推測されます。
ここまでコケ続けるのかというくらいヒット作がなく、ホールに行ったら最新台の他にはカバネリしかサミーの台がなかった、ということも珍しくありません。
こうなってしまうと、どうせ売れないなら、一から演出を考えるのではなく、低コストで古い台をそのまま作ってしまおうという心理が働くのは必然でしょう。
オワコンになる日は近い
リメイク台でも出来が良ければ問題ないのですが、サミーには致命的な難点があります。
それは、初代北斗以外に目立ったヒットがない、ということです。
今に一番近いゲーム性の台で盛り上がった5号機時代は、サミーは冬の時代といってもいいほどろくな台が発売されていませんでした。
また、「獣王」「アラジン」は演出よりも出玉特化であり、スマスロにして流行るとは思えません。サラリーマン金太郎も他社から発売されて見事にコケています。
リメイクしようにも、その弾がもはやない状態であり、結局、初代北斗の一発屋だったことが鮮明になりつつあるのが現状です。