スマスロ東京喰種は、導入直後から現在に至るまで、多くのホールで高稼働を維持しています。
なぜこんなクソ台が回されるのか。
誰もこのクソ台に違和感を感じないのか
疑問に思った人は少なくないと思います。
その稼働を支えているのは、主にパチスロの初心者やライトユーザーであると考えられます。
その理由を深掘りしていきましょう。
何もいいところがないクソ台
一方で、スマスロ東京喰種をパチスロ台として冷静に評価すると、その完成度は非常に未熟と言わざるを得ません。
機械割詐欺スペック
この機種は、スペックの悪さが非常に際立っています。
設定1の機械割が低いのはもちろん、なんと高設定域でも出玉がついてこない、すなわち勝てないという報告が多数挙がっています。全国的なデータを見ても機械割からは乖離したお粗末なもので、「詐欺」と断じて問題ないでしょう。
ほとんどがマイナス3000枚を突破することは珍しくない、なんならグールの平常運転ともいえる光景ですが、その割に「ヴァルヴレイヴ」「からくりサーカス」のような万枚突破率は低く渋い。
吸い込みばかりでまったく戻りがない、そんなクソ台です。
ひどい手抜き演出
派手さが先行する一方で、演出の質自体も低レベルです。
初当たりまでの道のりが長いうえ、一度当たっても出玉に繋がりにくい仕組みです。加えて、演出のパターンが少なく、同じような煽りや発展が繰り返されるため、すぐに飽きられてしまいます。
また、「東京喰種」という人気コンテンツを活かしきれておらず、原作ファンであっても「打っていて楽しい」「魅力を感じる」という評価は得られていません。作りが雑であるという印象すら与えてしまうのです。
原作へのリスペクトもなく、ただ派手にすればいいという手抜き意識しか感じません。
クソ台ゆえの扱い
回収専用台
高稼働の最大の要因は、「客が勝てない台=店の利益が出やすい台」であるという構造です。
機械割詐欺といえるほど非常に低く設定されているため、お店側は利益を確保しやすく、安心して導入・運用できる機種です。設定4でも安定して店がプラスになるという凄まじい設計であり、設定を使うことが手痛くありません。
そのため、お店は積極的に派手な宣伝や目立つ場所に設置する傾向にあります。
版権が有名な台ですから、派手な宣伝・広告によって集客できる要素はあります。初見だと「なんとなく面白そう」というオーラがあることは事実です。
「設定が入る」台
平常営業でも積極的に中間設定が使われています。
この台の設定4が他の台の設定2くらいに相当しますから、お店にとっては何も痛くないわけです。
この派手な宣伝や大々的な設置に、初心者は「人気機種に違いない」「もしかしたら設定が入っているかも」と騙されてしまい、打ってしまうのです。
高設定=勝てるというスロッターの心理につけ込む台でもあります。
撤去されるべきクソ台
スマスロ東京喰種は、単なる「出ない台」というだけでなく、現在のパチスロ業界全体の悪質な風潮を象徴する一台であると言えます。
「派手な演出でごまかし、客が損をする・勝てないスペックを客に打たせようとする」という点です。
メーカーは、コンテンツの力と派手なギミックを最大限に利用し、「見た目の楽しさ」だけでユーザーの目を惹きつけます。しかし、その中身は「お店の利益を最優先にした」スペック設計になっており、結果として客が勝てない、損をするという結末を迎えます。
こんな台がメイン島を占拠している事実が悲しいです。
導入台数も少なくこだわりが感じられる台であれば「愛すべきクソ台」ともいえるのかもしれませんが、この台のように、搾取のために作られた台は、悪質極まりないです。
しかし、これ以上に押せる台がない、というのも残念な事実です。
他のメーカーの頑張りに期待したいところです。