ジャグラーコーナーを通りがかる99%の人が内心思っているのは
「ハッピージャグラーいらなくね?」
「ハッピージャグラーって好きな奴いるの?」
という疑問だと思います。
誰にも愛されなさそうなスペックとゲーム性の「ハッピージャグラー」ですが、意外にもシリーズとして発売され続けています。
この記事ではそんなハッピージャグラーのクソ台ポイントと、なぜホールから消えないのかを考察しました。
ハピジャグのクソ台ポイント
汚いランプ
ハッピージャグラーの特徴は、黄色いGOGOランプですが、他のジャグラーシリーズのランプと比べてランプが汚く、見劣りすることが否めません。
光り方も汚く、色も汚い。
特に、暗いホールで打つ際に、暗さと光のコントラストを楽しめないのは致命的。
チープなBGM
ボーナス中のBGMがスーパーで流れているようなチープなBGM・アレンジとなっています。
マイジャグラーで多様なBGMを聴いた後だと、ガッカリ感が強いです。ジャグ連した達成感もなし。
メーカーとしてはアレンジ制作頑張っているのかもしれませんが、打ち手からしたらただの手抜きにしか聞こえません。
特徴のないスペック
スペック面を見ても、特筆するような面白さはなく、設定判別・設定狙いをする上で魅力に感じられるところがありません。
お店にとっても打ち手にとっても、「この台をアピールしよう」「この台の高設定が打ちたい」となりづらい、残念な印象が拭えません。
打ち手に刺さらない発達⚪︎害じみたこだわり
ハッピージャグラーの特徴といえば、「赤7とBARが逆転している」点ですが、チェリーが狙いにくい、無意味にテンパイ音が頻出するなど、打ち手にとっては魅力よりも害が多いです。
「ガコッ」非搭載についても、マイジャグラーやゴーゴージャグラーといった先行台がある中で、この台に特筆すべき要素には思えません。
黄色のランプも、ジャグラーシリーズで最も汚いランプと言うほかないでしょう。
リスに罪はないですが、リプレイキャラの中では一番人気も低いのではないでしょうか。
あらゆるこだわりが逆張りがすぎるというか、もはや狂気じみてすらいます。
なぜハッピージャグラーがなくならないのか
ここまでハッピージャグラー不人気の理由を解説しましたが、なぜハッピージャグラーは新台が出され続けるのでしょうか。
あえての不人気
北電子の思惑として、いわゆる「ヒール役」をハッピージャグラーに期待しているのかもしれません。
新しいジャグラーに挑戦する時、既存のジャグラーが完璧すぎると、どうしても比較され、非難を免れません。
ハッピージャグラーがあることで、ジャグラー自体の多様性をアピールする意図があるのでしょう。
「緑色」需要
多くのメイン機種ジャグラーのパネル色は赤やピンクが多いため、シマに彩りを出したいというホール側の需要がありそうです。
落ち着いたグリーンのパネルはハッピージャグラー唯一の長所と言っても過言ではないです。
キ⚪︎ガイ向け
世の中には王道は嫌で人と違うものしか好まない、という人が一定数いるでしょう。
7図柄とバー図柄が逆転しているところは、大半の人の感覚では気持ち悪く感じますが、中にはファンがいるのかもしれません。
ネタ切れして惰性で出している
最も可能性が高いのが「ネタ切れ」です。
ジャグラーを定期的に販売するにも、同じジャグラーであればある程度の期間を開ける必要があり、乱発できるものではありません。
売り上げを立てるためには定期的にジャグラーを出さないといけない、ただゼロから開発するのはリスキーだし誰も責任を取りたくない・・・
ということで妥協に妥協の選択として発売され続けているのではないでしょうか。
おそらく、会社内でも窓際チームの社員か新入社員が任されて開発しているに違いありません。